何の計画もせず、気迫と度胸だけを持って行った東京旅1日目 #02_”隅田区”
墨田区の青空の中、坂を登っていくと出会った名も知らない広葉植物、その他にもすべてが見慣れない景色に背中がざわつきます。これは緊張のせいなのか高揚感のせいなのかまだよくわかりませんが、Airbnb宿舎からのメッセージを読み、これから行く知らないところへの緊張感で震えているだけなのかもしれません。
お世話になった宿は、華やかな町明かりや便宜施設が周辺にあったわけでもなく、観光に有利な町ではありませんでした、しかし、子供たちが遊ぶ公園、学校、治療院、ベランダ越しにある知らない人の洗濯物など、ローカル生活を生で垣間見ることができ感動させられました。
抱えていた荷物を降ろし、緊張感を和らげ、副交感神経を活性化して回復させるためにしばらくの間、熟睡しました。
遅くなる前に下町エリアの中心にそびえ立つ「東京スカイツリー」に足を向けました。しばらく歩くとその中に位置する「東京スカイツリータウン」に私は目を奪われました。そこは素晴らしく多様なコンテンツが備わっていました。 案内によると、日本の最新技術を使ったプラネタリウム、レベルの高いアクアリウムなど。またさらに高度化した施設もあるそうですが、残念ながら次回訪問すると心に決め、今回は訪問しませんでした。
「東京スカイツリー」は、実は観光ランドマークとしての機能を目的として建設されたものではありませんでした。港区にある「東京タワー」から出る電波が、高層建築物に阻まれ他の地域に広がらず、受信障害の頻度が多くなり、その問題を解決するために東京タワーよりはるかに高い600m級の電波塔が建設されました。 展望台の高さは350/451m程度で、「ロッテワールドタワー」ソウルスカイの展望台の高さ486mより30m以上差がありますが、建物全体の高さは634mで「ロッテワールドタワー」の555mをはるかに上回っています。
350mの上空からはるかに整然と見える東京都内が、まるでよく作られた精巧なミニチュア工芸品のように美しく心に感動を与えてくれました。 窓の外の向こうを眺めながら明日また日が昇ったらどこに行こうか、何を食べようかじっくり考えながら下へ降りるための一歩を踏み出します。
高級料理店では、最初に出されるアミューズブーシュあるいはオードブル、そして最後に出されるデザートのクオリティで再訪問意思が決まるそうです。人も第一印象と最後に去る姿が記憶されるように、最初と最後が最も重要だと思います。残りの旅行日程がとても楽しみな、成功した初日を過ごせて満足しました。 不慣れさから感じた緊張感はいつの間にかときめきと自信に代わり、この感情のようにきっと明日の空は晴れるでしょう。
10時間後には、飼い主を待っているハチ公がいる渋谷に行ってみます。
~つづく~
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