北側を代表するソウルに対して南側には釜山(プサン)がある。昔から海辺の人たちは気性が荒く残酷だと言われていて、北欧にバイキングがいるなら、韓国には釜山ガイ(guy)がいるではないかと言うくらいだ。今回は韓国のもう一つの魅力を備えている釜山を紹介してみよう。

釜山は国内にある6つの広域都市の一つであり、その中でも様々な方面で最も大きなインフラを持っている都市である。海と接している地理のおかげで港が建設され造船業と水産業が発達し、全世界でも5本の指に入る物流業規模を誇っている。

釜山カフェ通り

釜山には行く価値のあるカフェが多い。特に海と向かい合っている地形のおかげで、美しく広がる海岸線沿いにカフェが立ち並んでいる。ガラス越しに見える大橋と海岸線を眺めながらコーヒーを飲むと、以前紹介した龍山の解放村(https://enjoystreet.com/ja/2022/07/27/14153/)で都市を眺めながら飲んだコーヒーとは全く違う味がした。

カフェの全景
해운대블루라인파크 海雲台ブルーラインパーク [出典: https://hilton.co.kr/hotel/busan/ananti-hilton-busan/services/cec76270a4d2aa3e2fa2fe45fe87da37]

海岸線をもっと見たいなら海雲台ブルーラインパークを利用することをおすすめする。 東海南部線をエコ目的に改造して脚光を浴びている観光地だ。 汽車内部は窓側に椅子が配置され、運行中に海岸線を眺めることができる。中間に駅があるので面倒かもしれないが、必ず降りて各駅のあちこち見物することを願う。

청사포다릿돌전망대 青沙浦(チョンサポ)ダリッドル展望台 [出典: https://www.lavalsehotel.co.kr/promotion_travel/%EC%B2%AD%EC%82%AC%ED%8F%AC%EB%8B%A4%EB%A6%BF%EB%8F%8C%EC%A0%84%EB%A7%9D%EB%8C%80]

駅の中にはダリッドル展望台駅があるが、上の写真のように床がガラス張りになったところがあり、どこまでも深く海を眺めることができる。下の写真のように2メートルを超えるワカメも見られる。また、涼しい風に当たりながら果てしなく広がる水平線を見ることができる。

ワカメ

最後の駅は尾浦(ミポ)停車場だ。 ここから少し歩くとすぐ右側に海雲台(ヘウンデ)海水浴場が広がっている。

海雲台 海水浴場 [出著:https://www.visitbusan.net/kr/index.do?menuCd=DOM_000000201001001000&uc_seq=373&lang_cd=ko]

海雲台(ヘウンデ)海水浴場は釜山で最も大きな海水浴場で、映画『TSUNAMI -ツナミ-』の舞台としても有名な(原題は”해운대”/海雲台)、夏の避暑地ナンバーワンに挙げられた場所だ。毎年夏になると訪問客で賑わっています。

The bay 101 [出著:http://www.newsprime.co.kr/news/article/?no=457318}

日が暮れると、海雲台はシンガポールを連想させるほど美しい夜景を誇る。その中でも特に綺麗な夜景を鑑賞できる場所がThe bay 101だ。夕方になると、マリンシティの夜景とスカイラインの写真を撮りに来た人で賑わう。

広安(クァンアン)大橋 [出典 : https://m.post.naver.com/viewer/postView.nhn?volumeNo=6985157&memberNo=1063900]

釜山の夜景はマリンシティに劣らないところがある。それが広安里(クァンアンリ)海水浴場から眺めた広安大橋の景色だ。広安大橋の夜景を見ながら広安里海辺に沿って散歩するのは、釜山に行ったら必ずやってみるべきことの一つだ。

釜山にはおいしい食べ物が多い。海産物は当然だが、その他にミルミョン(「小麦粉(ミルカル)」の「麺(ミョン)」を使った冷麺を指す、釜山(プサン)の郷土料理の1つ)、豚肉クッパ、彦陽(オニャン)プルコギが有名だ。どんな食べ物なのか気になると思うので、それぞれの食べ物の写真を掲載するので鑑賞してほしい。

ミルミョン [出典: https://blog.naver.com/shbaek3146/222411209019]
豚肉クッパ [出典:http://blog.naver.com/joyxxi2867/222404683124]
彦陽プルコギ [出典:http://blog.naver.com/kirara1974/220868561045]

これらの食べ物は釜山のどこでも食べられるが、私が行ったところを特別に紹介しよう。

  1. ミルミョン: ソミョンゲクムミルミョン
  2. 豚肉クッパ: スヨン本家豚クッパ
  3. プルコギ: 珍味彦陽プルコギ

見るところも食べるものも多い釜山。この記事で見せたのは氷山の一角に過ぎない。隠された部分が知りたいなら、釜山に直接足を運ぶことをおすすめする。

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