子供と一緒に旅を楽しむ、ビロソ旅行のリタです。本日ご紹介するのは安眠島(アンミョンド)の樹木園です。

安眠島(アンミョンド)が本来は島ではなかったという事実をご存知ですか。名前に島がついていて、実際に韓国で6番目に大きな島だと紹介されていますが、本来は半島だったものを朝鮮時代にお米を運ぶ航路を作るために切り離されたそうです。それを再び陸路と連結して、今は車でも簡単に行けるようになった場所が安眠島なんですよ。

おそらく安眠島に旅行を計画されるなら、白砂浜港、ヨンモク港のような港やコッチ海水浴場、三峰海水浴場のような砂浜が広がる海辺を好むと思いますが、今回は特に自然の香りを全身で享受できる自然休養林を紹介したいと思います。

リタもいつも海辺から家に帰る途中に見つけて「今度来てみよう」と思うだけで通り過ぎていた記憶があります。ところが 一度行ってきた今となっては、ぜひ一度この場所に立ち寄ることをお勧めします。特に家族と一緒に行かれたら、ぶらぶら散歩しながら出会う花だったり、池だったり、竹だったり、山頂上の東屋から眺める海辺の風景だったりと、すべてが素敵な思い出になることを保証します。

森林浴場に沿って歩いていると、鳥の鳴き声や草虫の鳴き声に耳を澄まして自然と話し声が小さくなりますね。子供と手を取り合い、声に出さずとも伝わる愛を全身で感じることができます。なんだか体も心も癒される気がして本当にさわやかな気持ちです。

そして広がる平地の自然テーマ庭園では、花々や観葉植物のネームプレートを探しながら気に入った植物を覚えたり、植物を背景に写真を撮ったりするなどとても忙しかったです。

適度な丘陵地があるのでそこを上り下りするのも楽しいですし、盆地のように尾根に囲まれているので、周辺の遊歩道を歩く楽しみもあります。子供と走り回りながら日陰を探して散策路に上がると、爽やかなフィトンチッドが見え、息切れした身体を落ち着かせてくれた気がします。

特に子供は池と池の中の鯉を見るのが気に入ったようです。のんびり泳ぐ鯉の跡に沿って、何も考えずに時間を過ごすというのも幸せの一つではないかなと感じました。

空の雲もうねうね流れ、映る池も穏やかで、東屋に横になって昼寝でもしたい気持ちでした。

安眠島に足を踏み入れた時のときめきに、ともすればそのまま通り過ぎてしまう安眠島自然休養林、そしてそこに向かう途中、思わず車を停めた街路樹通りまで、今週末の家族旅行は「成功」だったと自負しています。

安眠島自然休養林は駐車施設も充実しているので、少しでも時間を割く価値はありますよ。(駐車料金:軽自動車1500ウォン、中/小型3000ウォン、大型5000ウォン)

自然休養林の入場料は大人1000ウォン、中高生800ウォンらしいです。国内最高の松の天然林、それも100年以上生きた松に出会う費用にしてはものすごく安いと感じます。

疲れた週末に部屋の隅でごろごろするのもいいですが、せっかくなので自然の中にどぷりと浸かれる休養林散策もいかがでしょうか。

現在進行形の旅行、子供と会話を重ねる旅をするリタでした。

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